DSpace
 

Nara University of Education Academic Repository >
100. 学内刊行物 (紀要、研究報告) >
104-2. 自然環境教育センター紀要 >
第13号 (2012) >

このアイテムの引用には次の識別子を使用してください: http://hdl.handle.net/10105/9234

タイトル: アベマキ-アラカシ混交林の外生菌根菌相と子実体の空間分布
その他のタイトル: Spatial distributin of sporocarps of ectomycorrhizal fungi in a Quercus variabilis - Q.glauca stand
著者: 吉岡, 広美
磯部, 香
乾, 久子
菊地, 淳一
キーワード: 外生菌根菌
子実体
アベマキ
アラカシ
空間分布
ジェネット
発行日: 2012年3月30日
出版者: 奈良教育大学自然環境教育センター
収録雑誌名: 奈良教育大学自然環境教育センター紀要
巻: 13
開始ページ: 1
終了ページ: 13
ISSN: 21887187
収録種別: 紀要論文
抄録: 奈良市白毫寺町の寺山国有林内のアベマキが優占する落葉広葉樹林において外生菌根菌子実体の発生調査を行った。外生菌根菌86種、1,156本(乾重1,194g)が採取された。イグチ科の子実体が本数、種数とも最も多く、次にベニタケ科やテングタケ科、フウセンタケ科の子実体が多く発生した。季節的には子実体の発生は7月が最も多く、9月にも発生の小さなピークがあった。6月以前と10月以降は、子実体はほとんど発生しなかった。イグチ科は、7月、9月ともに多く発生したのに対して、テングタケ科とベニタケ科は主に7月に発生した。イグチ科の中でも、アシボソニガイグチやキイロイグチ、シワチャヤマイグチは、7月、9月ともに発生したが、ヤマドリタケモドキとアカヤマドリは、7月にしか発生しなかった。逆にブドウニガイグチは、7月より9月に多く発生した。多数発生した種の子実体とアベマキとアラカシの空間分布の相関をPair correlation関数を用いて解析したところ、シュイロハツ、ウスムラサキハツ、テングタケ、ヌメリササタケの4種はアラカシよりもアベマキに近い場所に多く分布しており、逆に、アセタケ属の一種とキニガイグチはアラカシに近い場所に分布する傾向が見られた。大型の子実体を作るアカヤマドリとヤマドリタケモドキのジェネットについてISSRマーカーを用いて解析したところ、大多数が1つの子実体=一つのジェネットであり、大きな子実体を作るにもかかわらず、ジェネットサイズは小さいと考えられた。
Sporocarp occurrence of ectomycorrhizal fungi was surveyed in a oak stand at the foot of Takamado-yama mountain in Nara city, Japan in 2007. Querucus variabilis and Q.glauca were dominant in the study plot (40 × 50 m). A total of 86 species of ectomycorrhizal fungi were observed and species of Boletaceae, Russulaceae, Amanitaceae and Cortinariaceae produced a lot of sporocarps in July and September. The Shannon-Wiener diversity index was 3.70 and diversity of ectomycorrhizal fungi was high in the study plot. Analysis of correlation between the spatial distribution of sporocarps and trees using pair correlation function showed that sporocarps of several species such as Russula delica and R. lilacea mostly occurred nearby Q. variabilis trees, while those of other species such as Inocybe sp. and Tylopilus ballouii occurred nearby Q. glauca. Genet sizes of Leccinum extremiorientale and Boletus reticulatus revealed by the analysis of ISSR markers were small and 78% and 92% of the genets of L. extremiorientale and B. reticulatus, respectively, consisted of only one sporocarp.
言語: jpn
URI: http://hdl.handle.net/10105/9234
出現コレクション:第13号 (2012)

このアイテムのファイル:

ファイル 記述 サイズフォーマット
NEE13_1-13.pdf1.37 MBAdobe PDF見る/開く

このリポジトリに保管されているアイテムは、他に指定されている場合を除き、著作権により保護されています。

 

Valid XHTML 1.0! Powered by DSpace Software Copyright © 2002-2007 MIT and Hewlett-Packard - 問合せ